母子家庭だった私は、学生時代あまり友人と自由に学生生活を謳歌した覚えがありません。
母がとても厳しく、高校を卒業するまでカラオケやゲームセンターなどに行くことも禁止されていたし、友人の家に行くにしても、門限が6時までとされていたので友人たちの中でいつも一番早く帰宅していました。
とにかく家事をやれ、家事をやれ、と言われていたのでみんなよりも早く帰って家事を済ませておくのが日課でした。
学生時代は楽しい思い出よりもそういった干渉されていたような思い出が多いです。
そんな私でも、高校時代仲良くなった子たちとバンドを組むことになり、唯一熱心に取り組んでいたのがギターです。
もともと音楽が好きだったため、最初は重くて慣れなかったギターもすぐに大好きになり、好きだったアーティストの楽曲はほとんど演奏出来るようになりました。
あまりにも毎日熱中し過ぎて、ほぼ毎日指から血が滲むことが多かったですが、指が動かなくなるほど練習したあとはいつも清々しく心地良い気分になりました。
高校三年生の時に私たちのバンドは学校の文化祭に出演させてもらいましたが、練習の成果あってかたくさんの拍手をもらい普段干渉されている息苦しい生活も忘れとても幸せな気持ちになったのを覚えています。
今でも楽器は大好きで働けるようになってから自分で楽器を購入しましたが、いつもあの学園祭のことを思い出して演奏しています。